天井が通常より６０㎝上がった高天井の開放的で明るいリビング空間。 片面には優しい色合いのエコカラット、全体には湿度を調整してくれるスイス漆喰を採用し、おしゃれなだけでなく室内環境も整えてくれる。 そのまま外のウッドデッキにも出られるので、天気の良い日や夜に外でご飯を食べることもできる。
前面道路より少し高い位置にリビングがあるので、あまり人目が気にならず、また庭の植栽で柔らかく視線を遮ることができる。大きな窓に設けた高さのあるカーテンや、玄関との境を敢えてガラス戸にすることでより広がり感を演出している。

段差を上がった先のダイニング空間には、大之木ダイモオリジナルのダイニングテーブル。 直角ではなく丸みのある形のテーブルは見た目にも優しい印象。座ると外と程よく視線がずれてリラックスできる。
上部のダウンライトはBluetoothで携帯などを接続してスピーカーに。カルクウォールの壁に映写して映画や音楽を楽しみながら食事をして過ごすこともできる。

LDK全てが見渡せるキッチン。
特に朝日が差し込む時間は１日の始まりを感じる特別な時間。夜は１日の疲れを癒すような優しい照明でリラックスしながらお料理を作れる。いつでも家族を見守れるので安心して調理できる。
キッチンスペースは大人２人で作業してもぶつからず、ゆとりを感じる。水廻りもすぐなので、家事効率もアップ。セラミックタイプの耐久性のある面材を使用したキッチンは傷がつきにくく、お手入れしやすい。

ダイニング横に設けたコンパクトなカウンタースペース。Wi-Fiを設置したり、パソコン作業や読み書きすることができる。

キッチン横に設けた少し広めの洗面脱衣室兼収納スペース。洗濯をした流れで室内干しもできて、勝手口もあるので外で干すこともできる。
パイプハンガー付き収納スペースを１面につけているので、乾いた洗濯物もそのまま収納できる。

全体的にホテルライクなインテリアコーディネートに合わせて、お風呂もシックで落ち着く色味に。

引き戸を開けると4.5帖のタタミ空間と段差の上に８帖のベッド空間の、変化がある主寝室。
お子様が小さい内はタタミ空間に家族でごろ寝できる。バルコニーでお布団を干してそのまま敷けるのも便利。

段差を上がると広々としたベッド空間。このベッドも大之木ダイモオリジナルのもの。
天井は勾配天井で、窓は床レベルから付いているので前面の川が見えて心地よい。 主寝室のテレビは壁掛けなので、ベッドに寝転んだまま丁度良い目線で楽しむことができる。
１階の高天井の段差を有効活用した、面白い空間提案となった。

子ども部屋はそれぞれ５帖以上ある個室で収納が付いたお部屋。 壁には色付きの漆喰を塗り、優しく落ち着く空間に。２面採光採風で明るく風通しも良い。

階段を上がってすぐの位置 には家族で使える約３帖のWIC。お布団や衣装ケース、洋服など沢山のものが収納できる。

グレーのタイルがスッキリした印象の玄関土間。奥には扉のあるシューズクロークを設け、靴や荷物を置けるように設計。可動棚のグレー色がお家の落ち着いた雰囲気に色を添える。扉を閉めるとスッキリとした玄関まわりになり、開けっ放しでも扉の枠が出てこず、玄関と繋がり感のある空間になっている。
玄関側の収納は大之木ダイモオリジナルの造作収納。スリッパや、カギなどの小物も収納できる。リビング手前には靴を脱いですぐにコートや荷物などを置ける収納がある。

窓がアクセントとなったスッキリした印象の外観。
グレーの塗り壁、濃いめに着色した木張りのアクセントに、シマトネリコなどの緑がよく映える。管理しやすい位置に植えた植物はオーストラリアと日本の融合で、目にも楽しい。
限られた約４０坪弱という敷地でも普通車が２台停められる、まとまったお家となった。