階段を上がってガラスの引き戸越しによく見える開放的なLDK。 リビングダイニングの天井は勾配天井にレッドシダーを貼ることで、開放感とインパクトが感じられる。 どこの窓からも緑が見え、自然の豊かさを感じながら暮らせる空間になっている。

木枠のついた大きなFIX窓が印象的なダイニング。窓の先に見える植物の緑が日々癒しを与えてくれる。棚にお気に入りのお酒を並べたり、外の景色を眺めながら食事をしたりと、様々な楽しみ方ができる空間になった。

会話をしながらでも料理が楽しめる対面式のフラットなキッチン。白いデザインが清潔感と可愛らしい印象を与えてくれる。 カップボードはカウンタータイプで、上に棚を設けることで小物やコーヒーなどを飾ったりできる。 キッチン奥には扉付きのパントリーとゴミ箱収納を配置し、冷蔵庫の場所も工夫することでスッキリとした空間になった。

リビングにある本棚が隠し扉になった、遊び心のある収納スペース。 LDKとはまた違う雰囲気の空間で、ストーブや扇風機などのシーズン物を収納したり、時には暗さを活かしてシアタールームとしても使える。

リビングから一段小上がりになった、オープンタイプのタタミコーナー。 カウンター部分はテレワークスペースとしても活用でき、掘りごたつのように足元が下がっているので長時間座っても疲れにくい。パソコンなどを置いたままでもロールスクリーンを下げて隠すことができ、夜には間接照明を付けて落ち着いた雰囲気にもできる。

ごろっと寝ころんでも余裕のある広さで、疲れた時やお昼寝などちょっとした時にも2階でそのまま休めて使いやすい。 小上がり部分を利用した引き出しが2か所あり、細々したものを収納することもできる。

北側に集中させ、家事がしやすいようにした洗面脱衣室。北面でも程よく高い位置に窓を取り、隣家の視線を遮りつつ明るい雰囲気になっている。 洗面化粧台は三面鏡に収納が充実したタイプを採用することで、物を露出させずに収納でき、いつでも清潔に使うことができる。

２面採光採風で心地よく室内干しができる空間。カウンターもあるので干して→畳んで→棚や収納BOXに収納の一連の流れがこの部屋で完結できる。

奥まった位置にあるので1階でも落ち着いて過ごせる主寝室。枕元には造作でカウンターをつくり、携帯や小物などを置いておける。ローカからWIC、WICから主寝室の入口２箇所にはそれぞれ扉がついているので来客があっても安心。

1階に設けた3.75帖の大容量WIC。物の出し入れがしやすいよう、ローカからすぐの場所に配置している。3面にパイプハンガーと枕棚が付いているので、洋服をかけたり上部に小物を置いたり、下部のスペースを利用して衣装ケースを置いたりと用途に合わせて収納できる。

それぞれ約5帖弱の収納付の個室となっている洋室。窓は少し高めに配置することで1階でも外と視線が合いづらく、また奥に見える植物の緑が心地よい。

アイアンの手摺が特徴的な開放感のある階段。2階へ上がりたくなるよう玄関の近くに配置し、踊り場部分に設けたFIX窓からは光が差し込む明るい空間になっている。

玄関を上がってすぐの位置に手洗いを設けることで、帰宅後すぐに手を洗うことができ衛生的。 トイレ前の壁にはニッチをつくり、ちょっとした飾りなどが置けるようになっている。

天井にはったレッドシダーが特別感を感じさせる玄関ホール。広い土間と大きな窓が来客を明るく出迎えてくれる。夜には足元の間接照明やペンダント照明の光でまた違う雰囲気が楽しめる。 扉付きのカウンター収納の収納力に加え、奥には隠せるシューズクロークも設けているので用途に合わせて物の置き場所を変えることができる。 広い土間や壁を使って様々なものを置いたり飾ったりと、使い勝手抜群の玄関になった。

屋根のかかった玄関ポーチの奥にある、鍵付きの外部収納スペース。 寒い地域には欠かせないタイヤの替えなどのカー用品、アウトドア用品など様々な物を雨風にさらさずに収納でき、さらに施錠できるので安心。奥行きがあるので自転車やちょっとした外部の物も置いて置けて便利。

大屋根で堂々とした印象の南面と、屋根が下りてきて格好良さが感じられる東面、それぞれ異なる表情のある外観。どちらを切り取ってもまとまりがあり、植栽も外壁の塗り壁に良く映える。 軒の出もしっかり出すことで夏の強い日差しや雨などから外壁を守ってくれる、見た目と機能性のバランスの良い外観となった。