足触りの良い無垢のフローリングに、調湿性に優れた漆喰カルクウォールの壁などの自然素材に包まれた優しい空間。
外のウッドデッキとの繋がり感やリビング部分を高天井にすることで、空間がより広くゆとりあるものに。お子様ものびのび走り回れるほか、テレビ台は造作で浮かせて足元もスッキリ、掃除もしやすい。
家族の様子が必ず分かるよう、2階へはリビングから上がるリビング階段を採用。冬場の寒い時期には階段とリビングを仕切れるよう境目にロールスクリーンを設けている。

無垢の木キッチンに、カップボードの背面はアクセントで色を変え、ダイニングにはペンダントライトを使った、“絵になる”素敵なキッチン空間。
おしゃれな見た目だけでなく、機能面でも奥様のこだわりが随所に。少し広くとったオープンキッチンはリビング側からも家族が自然とキッチンに集えるように。また、食器洗い乾燥機にはミーレを採用し、一日の洗い物をお任せすることで家族時間を増やした。

キッチンとダイニングを横並びにすることで料理を出したり、片づけたりが楽にできる。
カップボードと一体に見えるデスク部分は造作で。お家でも仕事ができるようパソコンやコピー機置き場、収納など生活に沿って計画した。

玄関から直接パントリーに入れる動線を作ることで、週に１回多めの買い物をした際にもすぐに収納できるよう計画。冷蔵庫も近いので重たい荷物を持って歩く負担も軽減される。

玄関から直接入れる２面収納のWICはご主人様の“ただいま動線”の一部。ニッチには鍵を置けるようにしているので、帰ってきて服やカバン、カギなどをWICに置いてそのまま洗面室で手洗いができる、生活を考えた間取りに。
WICにはご家族分の収納も十分できるので２階にわざわざ取りにいく負担も減りとても便利。

１Fにもお部屋を１部屋計画し、お子様が小さい内はお昼寝部屋、また来客時の客間や勉強部屋として。将来はご夫婦が１Fだけで平屋のような暮らしができるよう、コンパクトながら抜群の収納力も備わったお部屋になっている。

洗濯機と可動棚収納が付いた脱衣室はコンパクトながら収納力抜群。洗剤などを置ける棚もあるので使い勝手はバッチリ。
浴室の扉が透明なので、浴室・脱衣室が一体となって広く明るい空間に。

WICからもLDKからも使いやすい場所に配置された洗面ランドリー空間は、１カ所で洗う→干す（乾燥）→収納することができるよう広めにスペースを確保。８kgタイプの衣類乾燥機『乾太くん』で家族の洗濯物を一気に乾かすのでお天気関係なく洗濯ができる。
洗面化粧台は使い勝手と収納が計算された造作のオリジナル。一部に使っているタイルのアクセントが可愛らしい。

来客も意識したオリジナルのトイレ空間。トイレ背面の棚に見える部分は造作収納で、トイレットペーパーをかなり収納できる。
ペンダントの照明や窓の工夫などで、明るく落ち着くトイレ空間となった。

お子様が小さい頃はベッドが３台並んで配置できるよう計画した主寝室。
アクセントクロスで落ち着いた雰囲気に、また反対側の面にはカルクウォールを塗り、調湿性も意識した。
掃き出しからはバルコニーに繋がり、お布団が干せるようになっている。バルコニーの両サイドは敢えて壁にしてプライバシーが守れる空間に。

子供部屋はお子様が小さい頃は広く使えるように、将来必要に応じて壁が作れるよう区切らずに設計。山や道など景色が楽しめるように窓も配置した。収納もそれぞれ作っているので、物が増えても安心。

２階に上がっても楽しく過ごせる、ほかにない特別な空間。
通常のローカサイズより広めにとることでゆとりをもたせ、１階の高天井の段差を活かしローカ全体にステップを付けた。ローカには本棚も設置しているので、ステップに座って本を楽しむこともできる。
階段を上がって手前には、家族みんなで使えるファミリークローゼット。奥行きもあるのでしっかりと収納できる。

ガラス扉で軽く仕切れるセカンドリビングは家族が２階で過ごせる楽しい空間。
夜に映写して楽しんだり、お酒を飲んだり、お昼寝をしたり…とたくさんのシーンを想定。 勾配天井や梁がアクセントとなり、まるで小屋裏のような楽しい空間となった。

玄関からシューズクロークまでつづく天井のレッドシダーがスッキリとアクセントとなった空間。ベンチや手すりはお子様からお年寄りまで気兼ねなく座れるよう、高さや長さにこだわった。
広くとられた土間には、奥様が大切に育ててきた大きな観葉植物のエバーフレッシュが家族やお客様を優しくお出迎え。室内からだけでなく、外からも見えるよう大きくとったFIX窓がお家のアクセントとなっている。

シューズクロークには２面可動棚を作り、靴だけでなくベビーカーやアウトドア用品までしっかりと収納できる空間に。
漆喰のカルクウォールの壁で湿気や臭い対策も。

ベビーカーや車いすでも出入りできるよう作ったスロープはお客様動線にもなる。
また車から濡れずに玄関へ入れるステップ空間の２方向が玄関回りのアプローチに。
これからの植物の成長が楽しみな玄関まわりとなった。