WORKS施工事例
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自社ビルのリノベーション/大之木ダイモ 呉本社
CONCEPTコンセプト
オープンな建物へ
築38年。建物の老朽化が一番の改修理由。 今回の改修プランのポイントは「角(かど)」。 公共施設・市内中心部へ行き交う人・車の通りの多いこの角を半分パブリックゾーンとし、「オープン」にすること。 できるだけこの「角」をオープンにし、中を見通せるようする。 角のベンチで一休みする人、建物の中が、中で働いている人が、訪れている人が見えるというのは、 外から見ると安心感を抱いてもらい、入りやすくなるのではないか。そう考えました。 色んな人が気軽に訪れる、この地域のハブになることを願って。 担当:山口・西田

DATA
- 構造形式
- 鉄骨造
- 築年数
- 築38年
- 場所
- 呉市
- 施工箇所
- 外装、1階店舗、2階ショールーム・オフィス、共用部階段・EVホール、外構
- 工事期間
- 約5か月
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過去の改修で取り付けられていた装飾を撤去。屋根・外壁塗装。看板を取替え。境界ギリギリまで陳列されていた1階店舗の商品を減らし高さの低い什器に変え、外から店舗内が見通せるように。 角の植栽も背を低くし、ベンチを設置するなど境界をゆるやかに。

建物を直接照射するのではなく、内側から暖かい光が漏れ出るように照明をプラン。 まわりは官公庁・共益施設が多く、それら施設の終業後は消灯して暗い地域。点灯していても青白い昼白色の光が多い。 そんな中でこの灯りが見えれば、ここを通る方々がホッとしたり心が温まるのでは…。 灯りによって建物に血が通って見えませんか?