WORKS施工事例
CONCEPTコンセプト
「おうち時間」を楽しむ。
ブックカフェやネットカフェ、長時間好きなことに没頭して過ごせる空間をイメージしてプランしました。 南側に配した寝室の間仕切りをガラス戸にして、LDKにも柔らかな光が差し込むようにし、ダイニング・キッチンは天井を低く設定して板張りにすることでグッと落ち着く印象に。断熱の効果も兼ねた壁面収納は、LDKで使いやすいカタチに。明るすぎず、暗すぎず、仕舞い込みすぎないで必要なものが手の届くところにある。 料理をする家族のそばで対面キッチンの前に腰かけてコーヒーを飲んだり、ソファに座ってホームシアターを楽しんだり、音楽を聴きながら雑誌をめくったり。 家族一緒でも、それぞれでも、一人でも。自分のための、長時間好きなことに没頭できる空間を。 re.daimo、2件目のリノベーションモデルルームの完成は、折しも感染症が流行し始めたときでした。その後、生活が一変し、住まいに対して求めるものも大きく変化しました。 期せずして、その変化・・・・「#おうち時間を楽しむ」に先行したプランになりました。 担当:西田・山口
DATA
- 構造形式
- SRC造2階
- 築年数
- 築37年(改修時)
- 場所
- 呉市
- 施工箇所
- フルリノベーション
- 施工面積
- 78㎡
- 工事期間
- 約3か月
GALLERYギャラリー
玄関からLDK入り口ドアを開けた時見える景色。間仕切りを壁ではなくガラス戸にしているので、視線が一番奥の寝室の窓に抜けて広さと解放感を感じます。
リビングのソファ上ダウンライトはスピーカー付き。収納の上の間接照明だけ点灯して、ムードたっぷりに音楽やホームシアターを楽しめます。
玄関土間から直接出入りできるので、買い物帰りやゴミ出しもショートカット動線。また、キッチンに立っていると、家族の様子もよくわかります。
LDKからダイレクトに洗面室に入ります。入り口の引き戸を開けておけば温度・湿度がLDKと一緒になり、入浴の際、ヒートショックの原因となる部屋ごとの温度差は生じません。
LDKにも光を取り込めるように、3枚引き戸はガラス戸に。 開け放せばLDKとワンルームで広々と使えます。 透明ガラスだとお客様が来たときに丸見え・・・という意見もありましたが、いつ来るか分からない・滅多に来ることのないお客様のために、LDKを毎日暗い中で過ごすのか・・・?いえ、自分のための住まいであってほしいと思い、敢えて採光・解放感を考慮して透明ガラスにしました。
北側の玄関・洋室は寒くて暗いのに、南面の和室2部屋は日差しが入り過ごしやすい。中央のLDKのみ床が下がっていて段差があり、暗い印象でした。
ポイントは、北側の玄関土間。大きく移動したキッチンへ繋がっているので、家事動線も便利。ドアとインナーテラス窓で断熱効果もあります。更にコンクリ外壁面に収納を設けたので、外壁面からジワジワくる冷気も断熱できます。
パースを書きながら細かい部分を検討しています。