外装リフォーム / 塗料

何を塗りますか???
塗料は本当に種類も値段もピンからキリまで。そこで、大之木ダイモでオススメの塗装をご紹介します。

その前にまずちょっとお勉強・・・

●塗料の成分

塗料は、顔料・樹脂・溶剤・添加剤・・・という4つの成分からできています。この4つの成分が結合して「塗膜」になります。
価格や耐久性は、この4つの成分の配分量で変わってきます。

一般的に、樹脂が多い塗料が高価で耐久性も良いようです。

アクリル系 → ウレタン系 → シリコン系 → フッ素樹脂系

の順に高価になり、耐候性も高くなります。

●塗料の種類

大之木ダイモ 呉本社2階ショールームには、塗装のサンプルもご用意しております。どんなものか、実際見て触って確かめることができます。
※ショールームにぜひお越しください!!

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その塗装サンプルの写真と共に、塗料の種類をご紹介します。

●アクリル塗料

一番お手頃な価格。
低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗り替えることが可能。
ただし耐久年数は4~5年とかなり短く、足場を組んで職人さん呼んで、また塗り替えて・・・を4~5年で繰り返すので、長い目で見ると、そんなに安いわけではなくなります。
以前は屋根・外壁に使われていましたが、今はほとんどありません。
ただ、そこにもう長いこと住まない、とか、マメに色を変えて気分転換したい・・・なんていう方なら、ツヤがあってキレイな仕上がりになるのでオススメです。クラックが生じやすいこともあり、塗装後もコマメなメンテナンスが必要。

☆こんな方にオススメ

→耐久性ではなく、とにかく安く仕上げたい
→気軽に何度か家のイメージを変えたい

●ウレタン塗料

ウレタン塗料は、シリコン塗料が一般的に使われる前に使われていた塗料です。
塗膜がやわらかくて伸びが良いので密着性があり、あらゆる素地に対応します。ひび割れ・カビ・ヨゴレにも強いけれど、耐久年数は7~8年と短めです。
ただ、アクリル塗料より耐久年数はあるので、今でも雨どいや手すりなどの湾曲した部分に使うことが多い塗料です。艶のある仕上がり。

☆こんな方にオススメ

→価格を抑えたい方
→何度か家のイメージを変えたい

当店人気No.1!!
●シリコン塗料

シリコン塗料は、最近まで一番よく使われていた塗料です。品質に対する価格の手頃さが大きな魅力。
機能性や価格から言えば、価格はウレタンよりちょっと高めですが、耐久年数は10~12年・・・とウレタンの1.5倍なので、塗替えのサイクル・足場や人件費を考えると、コストパフォーマンスも良く人気の高い塗料です。
仕上がりはツヤのある塗膜で、親水性なので汚れにくい。また、色々なところでたくさん使われているので、種類やカラーバリエーションも豊富。

☆こんな方にオススメ

→耐久性とコストのバランスを重視したい方
→長期的な目線でコストを抑えたい方

●フッ素コーティング塗料

フッ素といえば、フライパンやアイロンを思い浮かべますよね。そんな感じで撥水性もあるから汚れにくく、低摩擦性だから汚れが滑り落ちやすいようです。
それにフッ素塗料の樹脂は、フッ素と炭素の結合が強いので紫外線にも強いんです。耐候性もあり、耐久年数は他の塗料に比べて抜群の約20年。耐熱性・耐寒性に加え、不燃性など数多くの機能を持つので、簡単に塗替できないような建物に使われています。ちなみに、東京のスカイツリーはフッ素塗料だそうです。
仕上がりは光沢感があり、防汚性も高く、美しさが長持ちする。
ただ、注意点は表面が硬くて横の伸縮にはあまり強くないから、建物本体の外壁の伸び縮みと共に、割れてしまうこともあるようです。
それと撥水性が強いから、2回目の塗替えの時は、フッ素対応の下塗り剤を使わないといけないということです。

☆こんな方にオススメ

→まだまだその家にずっと住む!!
→価格は高くても、塗り替え周期が長いほうが良いという方

●ガイナ

宇宙ロケットの断熱技術を民間転用して開発された断熱塗料。紫外線に対して最も強いセラミックを使用しているため、遮断熱効果で冷暖房費の削減ができるのも大きなメリット。耐久年数は15~20年。ザラッとした風合いで、マットで上品な仕上がり。ただし、真っ黒など濃い色は塗れない。

☆こんな方にオススメ

→夏の暑さや冬の寒さを改善したい方
→毎月の冷暖房費を減らしたい方
→外装リフォームをできるだけしたくない方

大之木ダイモの塗装工事プランに入っていませんが、

<オススメの番外編>
●ラジカル塗料

ラジカルってなんだ??って思いますよね。塗料の樹脂劣化の原因物質なんだそうです。
そのラジカルの発生を抑制して紫外線や風雨による劣化を防ぐ塗料で、ただいま地味に当店オススメNo.1!!
強靭で緻密な塗膜を形成し、劣化要因である水の浸入を防止し、「ラジカル」の発生を抑制します。透湿性能を有する塗膜は、下地の水分を水蒸気として放散し建物の保護機能を更に高めます。 環境に配慮した安全性に優れる独自のバイオ技術により、かびや藻の発生を長期にわたり抑制します。
つやのバリエーションが豊富にあり、建物にマッチした美しい仕上がりが得られます。

いかがですか?
でもこうやってサンプルの写真を比ても、正直何が違うのか、よく分からないですよね(笑)
でも、塗った直後は違いがよく分からないけれど、5年、10年、20年・・・と経った時に、違いがでてきます。とりあえず、外壁触って手が白くなったり、ヒビが入っていたりしていたら、大之木ダイモ リフォーム部へお気軽にご相談ください。

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